瓢箪山地域活性化プロジェクト

  • 2008/05/13(火) 18:43:23

 きょう(13日)大阪商業大学で「瓢箪山地域活性化プロジェクト」の学生への事前説明会があり、東大阪市(経済部商業課)、瓢箪山の商店街の人と一緒に行ってきました。

 「瓢箪山地域活性化プロジェクト」は平成17年度から大阪商業大学と組んでおこなわれている商学公連携の取り組みで、商店街を大学(学)の学生が実地に調査研究し、活性化への提言をし、実現の可能なものを商店街と一緒になって実施していき、行政(公)がそれを後押ししていこうという事業です。昭和30年代から高度経済成長とともに鉄道の駅を中心に発達してきた商店街が、車社会に対応できない、大型店の進出、消費者ニーズの多様化に対応しきれていないなどの理由から、全国的に衰退しており、東大阪でも例外ではなく、14ある商業集積地でもシャッターを閉めるお店が目立ってきています。「瓢箪山地域活性化プロジェクト」は商店街が単に買い物の場であるだけでなく、地域の人が安全に安心して暮らすコミュニティの場としてとらえ、商店街の活性化という観点だけでなくまちづくりの観点から商店街を見直していこうというもので、これからの商業振興施策を考える上でもとても大切な視点です。また若い力や感性をまちづくりの中に取り入れる点でも高く評価できるものだと思います。

 17年度からの大阪商業大学との3年間の取り組みは素晴らしいものでした。1年目には「ひょうたん」をまちづくりに取り込み、巨大瓢箪モニュメントを御輿にして地元小学校のこどもたちとパレードしました。また3年目の19年度では、瓢箪山で取り組んでいる「一店逸品事業」をひろく消費者に知ってもらうために、各店の逸品を集めて小学生が模擬店を開いて商業体験をしてもらう、というものでした。 (2年目の取り組みについて) これらの取り組みは商店街をモノを売るだけの機能としてとらえるのではなく、ひろく小学生や地域の人をまきこんで「コミュニティの場」としてとらえたこと、また「ひょうたん」を瓢箪山のアイデンティティとして確立させようというまちづくりの大きな取り組みであったと思います。

 きょうは市の側から具体的な商業振興施策のなかで、なぜこの産学公の取り組みを進めていくのかを商店街がもつ機能、問題点から説明があり、商店街からは瓢箪山の商店街がもつ問題点や、この取り組みに対する期待などの話がありました。今年取り組む2年生、3年生の学生約60人は100分の間、ほとんどの学生が熱心に行政の人や商店街の人の話に耳を傾けていました。 今年はどんな発想で、どんな活性化策を提言してくれるのか、おおいに楽しみにしたいと思います。

大阪商業大学の学生の前で紹介される東大阪市職員と、瓢箪山の商店街の人たち

学生の前で説明をする商店街の岡本さん。岡本さんは瓢箪山の商店街のリーダーとして瓢箪山にはなくてはならない人です。