魚の棚商店街(明石)

  • 2008/06/09(月) 21:25:06

 7日(土)〜8日(日)は地元の人たちと一緒に倉敷から備前市日生、赤穂、明石を旅行してきました。18人の旅で小さなバスを借り切り、ゆっくりとした楽しい旅でした。
 2日目は明石の魚の棚商店街で昼ごはんを食べ、買い物をしました。魚の棚商店街は、いかなごの釘煮のシーズンになるとたいへんな賑わいと聞いていたので、どんな商店街か興味がありました。全長200メートルほどのアーケードのある商店街で、その名の通り魚関係のお店が半分以上を占めているように見え、また明石焼(地元では玉子焼というらしい)のお店が数多くあり、行列の出来ているところもありました。明石でとれる「たこ」を全面に打ち出していて店の看板、アーケード下の照明もたこをデザインしたもので、水産物店でも生だこやたこを使った天ぷら、あげものが必ずあり、明石焼、たこ飯もたこを使ったものが名物となっていました。

買い物客でにぎわう魚の棚商店街(明石)

 店の陳列台が道路に大きくはみ出しているのが気になりましたが、はみ出しが規則的なのでお店の人に聞いてみると市の指導で自主規制ラインを設け、その線から外へのはみ出しは自粛しているとのことでした。それでも大きくはみ出しているお店もあり、商店街の役員はたいへんだろうな、とその苦労がしのばれました。

市の指導で路上に惹かれた自主規制ライン

 魚の棚商店街はたいへんにぎわっていましたが、地元の人よりほとんどが観光客ということで、それはそれとして「魚」「たこ」という地元の特徴をアイデンティティにして人を集客する、ということは戦略的にも正しいし、それに関係する行政や地元商店街の人の苦労は並大抵ではない、と感じました。しかし午後2時でも魚は店頭に多く残っていたし、にぎわっているようにみえても内容はたいへんだろうな、と推察されます。また少し横に入ると商店街は人通りがなく、シャッターを下ろしているお店も多く、商店街の問題はやはり一義的な解決の手法がない、ということを強く感じます。
 しかし解決方法がない、と嘆くよりも、魚の棚商店街のようにその土地の特徴、潜在的な力を引き出してまちづくりをしていく努力をしないかぎりは、商店街の再生はないのではないでしょうか。